白昼夢

覚えていてくれ 僕が全てを忘れても

桜木みなとに恋する季節

 

タイトル狙いました。(狙ったけど特に意味はなし。)

今使わなくていつ使うんだ。っつーことで、私が桜木さんに落ちたきっかけの曲、『恋する季節』についてつらつらと思いついたままに書き殴っていこうと思う。

 

 

※主観偏見推しフィルター入りまくり支離滅裂ブログです。

 

 

 

ナオト・インティライミ「恋する季節」

 

2013年の曲でチューハイのCMソングだったらしい。だから聞いたことあるのか~。

ちなみに桜木さんまどかちゃんまいあちゃんが歌った歌詞はこちら。(ほかの歌詞は端折ります)

なぜだろう 今夜は うまく呼吸ができない

この夏の 向こうに まだ太陽はいてくれる?

 

幾千の愛の言葉も 足りないこの想いが

ざわめきだして それはまるでポップコーンのよう

宇宙(そら)へとハジケトブ

 

真っ白な世界がカラフルになる奇跡

星屑の夢はなんだっけ?

あのビルのシルエットだって 今日はまるでピラミッドだって

もうキミなしじゃいられなくて

あらゆるものからキミを奪いたくて

悲しみも一緒だとしても

キミが教えてくれたこと 夜空の星だって

暗闇があるから 輝くって

 

歌詞と曲調から「泡沫のような儚くも煌めくひと夏の恋」という感じ。夏だ~!!!というキラキラした印象と、思い出がいっぱい詰まった夏への惜別の歌というおセンチな印象も受ける。ナオトインティライミさんのソフトで温かい歌声と、ポップな曲調がすごくおしゃれだなー。当時のCMもちらっと見たけど、もういろいろと眩しくて眩しくて仕方ない。(当方大の冬好き夏嫌い)

 

 

(検索をかけてたら、

「ナオトインティライミ サイコパスというなんとも蠱惑的なカタカナの字列を発見し、数年前の大喜利に一人笑ってしまった。目が笑ってない…)

 

 

 

以下、脱線気味の感想

冒頭の「太陽」は「キミ」かな。この夏を超えた先もこの恋は続いているのだろうか。と、不安に駆られる様子かな。反対に、ただ恋にドキドキしていて、これからの未来にワクワクしている様子ともとれる。

「幾千の愛の言葉も足りないこの想い」に、わかるーーーーー!!!!と大共感(大叫喚)そして推しへの高まる想いの跳躍力は半端ないよねー(推しへの)

「キミのおかげでカラフルな世界を見ることができたんだ。キミと一緒ならばビルの景色も立派な世界遺産だよ。(超意訳)」ここもほんとわかりみが深すぎる。私も推しのおかげで(推しのおかげで)モノクロの世界から鮮やかな彩りのあるキラキラした世界を知ることができた。前の自分が何を求め何に活力を見出し生きていたのか、思い出すこともできずまるで過去の自分が別人のよう。この世界知ってしまった以上、以前の自分に戻ることなんてできないじゃない…。

「あらゆるものからキミを奪いたくて」は最初「守りたくて」じゃないんだ?と思ったけど、夏という一瞬の季節の恋心を謳っているから強めの言葉を選んだのかな。まあ結局は守りたいってことだよね(雑)キミの悲しみも受け止めてあげるよっていう?

「夜空の星だって暗闇があるから輝く」いやーほんとその通りです。あのゲーテも「光の多いところには、強い影がある」と仰ってますからねぇ。

 

本家の感想はここまでにして、桜木さんまどかちゃんまいあちゃんの恋する季節について書き殴る。

 

 

 

 

 

 

※とっ散らかってる支離滅裂ブログです(2回目)

 

 

 

 

 

 

桜木 with 星風・華妃の「恋する季節」

恋する季節

恋する季節

 

華やかなオープニングが終わり暗転後、月光が差し込む静かな夜明け前の雰囲気の中で、上手花道から降臨するのは群青色のジャケットを纏った王子様ルックの超イケメン桜木みなと。スポットライトの光を一身に浴び、華麗なターンをキメて、ちょっとシリアスな表情で「なぜだろう~」と歌いだす超絶イケメン桜木さん。えええ…なんでそんなにかっこいいの…顔がよすぎる。顔が良すぎて引く。お顔の天才、美の権化。開始数秒でもうお手上げ状態。

桜木さんのハスキーな声色に、耳元に囁きかけるような甘い吐息混じりの歌声、色気のあるその佇まいに冒頭からドーパミンの大洪水で脳みそ溶け落ちる。全てを見透かすかのような静謐で鋭い眼差し、客席を見渡すその双眸にはどこか寂寥感が漂っているよう。桜木さんの哀愁を帯びた湿っぽい表情は天下一品。場の雰囲気をガラッと変え自分の世界に観客を引き込ませる強い吸引力を前に、無力なオタクは抗うこともできない。あなたのおかげで呼吸できません。

 

銀橋を歩く長い脚、顔の良さ、大きな空間を見渡す目線使い、ウィンク、伏し目、顔の良さ、緩急のついた動き、センスのある仕草、「一緒だとしても〜」の肩と腕の動き、中盤から炸裂する爽やかな笑顔、顔の良さ顔の良さ顔の良さ…………。影とか、ミリ単位で計算されたような髪の毛の遊び具合とかもう芸術じゃん。たった1分40秒の場面にも関わらず言い切れないほどの魅力をたっぷり詰めこんでくれる桜木さん、ああなんと慈悲深いお方なのか。その高潔なお心と美貌で国救えますよ。まどかちゃんまいあちゃんも本当に可愛くて可愛くて、歌もお上手で、可愛い衣装も似合っていて、天使みたい。(次の新公ヒロインはまいあちゃんにしてくれお願いだ)

 

曲自体は、原曲とは雰囲気が変わってしっとりとした宝塚らしいナンバーに。だからちょっとおセンチな違った味のある感じで最高にエモい。特に3人が最後「暗闇があるから輝くって~」って歌うのは生きる希望を与えてくれる超絶エモエモ案件じゃないですか。煌めく星空を彷彿とさせるセットも素敵だなー。それにしても「キミなしじゃいられなくて」のところで、ねっとりウィンクする桜木さんほんと罪なんですけど。ねっとりですよ、ねっとり。

 

 

 

桜木さんの歌

下界の人間が言うのもあれですが、桜木さんの歌の表現力の高さに毎度心揺さぶられる。言葉一つ一つの意味や流れの雰囲気をしっかり汲んでそれを歌にのせる表現力。(声質の影響もあるためか)言葉が独立してしっかりと重みのある印象で、言葉の奥行・深みも感じられる。

そして隅から隅まで響き渡る声量、ハスキーちっくだけど伸びのある艶やかな歌声、ビブラート、しゃくり、裏声(歌のことはよく分からん)がもう至高すぎて、オシャレすぎて、神の成す業を前に思考回路がショートした私は「なんでこんなに歌がうまいの…?」と小並感満載の駄文しか思いつかない状態にさせられてしまう。万物全てを包み込むような温かくて、柔らかくて、優しい包容力のある歌声。自らが自らの声をもってして歌詞をメロディーを操る、歌うまさんだからこそできる余裕のある歌唱。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと何より桜木さんの歌うことへの幸福感とか矜持をすごく感じる。一つ一つの言葉を愛おしむような、たっぷりと愛でてから空間に解き放つような、慈愛に満ちた印象も受ける。心の琴線に触れまくり、気がついたら目に涙。歌ってる本人のハートがドカンっと伝わってくる感じにこれまた惹かれるのだ。原曲はあるがここでは自分の歌としてきちんと昇華させてる感じ、ほんと歌の説得力がすごい。

アーーーーーーーーーーーーー五臓六腑に染み渡る。

 

 

 

陰と陽のハイブリッド

陽のイメージが大きかったから、恋する季節冒頭の鋭いあの表情に「そんなお顔もできちゃうの………」と夢女の人格大暴走するとこだった。今まで何度か桜木さんの舞台姿拝見したことあるはずなのに……… 私は一体何をみてたのか?

そして中盤からは相好を崩し、ずんちゃんスマイル炸裂の☆陽☆へと変身。目が無くなるくらいの満面の笑み、少年み溢れる眩しさを目の当たりにし、「さっきのお顔どこ行ったの……???」と動揺を隠しきれない。と思ってたらアンニュイな表情作ってきて、「え!え!?」と振り回されて戸惑うしかない私。そんな愚民の情緒など神は知る由もなく、次から次へと美の暴力でタコ殴りにしてくる桜木さん(乾いた高笑い)

涼しげで切れ長な目元とか絶妙な鼻筋とか(若干鷲鼻?)、お顔の造形は陰属性なのに、笑顔になった途端人変わったように見えるよね…いや、そういう人結構いるじゃん!ってなるけど、こんなに振れ幅大きい人見たことないよ(贔屓目)そういう風に陰と陽を自由自在巧みにコントロールするなんて…

桜木みなとという名のブラックホールじゃん………

上でも言ったけど、1分40秒の短い見せ場で魅力いっぱいいっぱいなのに、こんな天賦の才能までをも見せつけられちゃったら平伏すしかないわけですよ。桜木みなとが放つ底知れぬミステリアスな香りに陶酔してしまう。これはもう不可抗力なのだ…

 

 

 

とりあえずここまでにして。にわかがこうして綴るのは憚られる部分もあったが、大好きなブロガーさんのお言葉に勇気をいただき、思いの儘に書き殴ることができた。そして思いや考えを文字として可視化させることで考える余白スペースができ、更に今こういう風に思ってるんだーと俯瞰的に見つめることができた。桜木さんありがとうございます。(博多方面に一礼)

最後に、恋する季節大好きマン、フェスタの夜に浮気しそう。恋する季節ばっっっかり聴いて、この存在を忘れてしまったごめんなさい。しかも今博多座でやってるってマジさ………… 殺傷能力やばすぎるから、ライビュに向けて今から円盤で免疫つけようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

桜木みなとさんに落ちた話

初めてのブログ。文才もくそもない私のカスカスの脳みそから言葉・文章を捻りだすのは本当にエネルギーのいることで最も不得手とすることなのだが、稚拙なブログなりに私が感じたことを書き連ねていきたいと思う。「文章力をあげたい」を目標にしている私にとってやはりブログを書くという実践は避けて通れないだろう。タカラヅカファンの方々のブログは本当に素敵な言葉の宝庫で常に愛に溢れている。私もそんな風なブログを書けたらなと思う。

 

 

というわけで前置きが長くなったが、本題は私が桜木みなとさんに落ちてしまった話である。

私は100周年のお正月の時に放映されたSMAPSMAPで宝塚にはまり2016年まではがっつり追いかけていたが、事情があって2017年からの約2年間まっっっっっっっっっっっったく観劇もせず情報を追うこともなかった。そして昨年末にブランクからの生還を果たし、晴れて二度目の夢の世界の住民登録を完了したところだ。

 

(また前置きが長くなりましたね。)

そこで先日、偶然にも宙組のVIVA!FESTA!を観る機会があった。この公演(一幕:王妃の館、二幕:VIVA!FESTA!)、本当は観に行く予定だったのに外せない急用が入って行けなかったので円盤で初めて見た。

真っ白なお衣装を纏ったまあ様と艶やかなお衣装のうららちゃんから始まるプロローグ。ショーの世界へと観客を誘うまあ様の温かな歌声に、女神のように美しいうららちゃんの舞。二人とも信じられないほどのスタイル。

舞台が一気に華やぐとともに「ハッッ!」と威勢の良い声で登場した真風さん、この方もすごい等身バランス。続いて登場する愛ちゃんも強靭なスタイルで、もう「(脚と腕が)長い!長い!」と画面に向かって叫んでいた。これが宙組

そしてみりおんの登場に、「そっかこれ退団公演だったよな…生でみたかった…」と、観に行けなかった2年前に遣る瀬無い思いを馳せてしまい、なんか仮面ライダーみたいなお衣装を着こなす強いまあ様をみて「強い…」と唸った。

 

 

 

わーすごい楽しいオープニングだなーと高揚感に浸るのも束の間、数分後に私が桜木みなとさんに心奪われてしまったあの場面が流れてきた。そう、「恋する季節」を歌う桜木みなとさんに私は完全に落ちてしまったのだ。

これまでの桜木さんの印象は、すごく現代的でスタイリッシュなお顔立ち・なにもかも吹き飛ばすくらいの爽快な笑顔がすごく素敵な陽のイメージで、歌・踊り・芝居と三拍子揃っている方だなと思っていた。実力のある若手ホープという認識で止まっていた私は、約2年の時を経て、桜木みなとさんに落ちたのだ。(大事だから二度言う)

 

 

どこに惹かれたのかというとざっくり言えば歌声なのだが、超ピンポイントで言うと、後半の「悲しみも一緒だとしても~」「もぉ~」で落ちた。こうして文字に起こしてみるとなんかふざけて見えるけど、こっちはいたってまじめだ。

なんと伸びのある艶やかな歌声だろう…力強くて繊細で…結構ハスキーな歌声でもすごい伸びる。めちゃめちゃ伸びる。お餅みたい。つきたてホカホカのお餅だ…と、私はこの時惚れた人の歌声を初めて食べ物で形容した。

 

すごい失礼な表現でしたら本当に申し訳ありません。という感じだが、本当に心の底からそう思ったのだ。(心の底から餅だと思うのも変な話だが)えっ。ずんちゃんってこんなに歌うまかったの…!?とこれまでの自分の耳目を疑った。2年の宝塚断食の末、ようやっと私は運命の人を見つけたんだわ…と私の中の夢女が騒いでいる。

 

 

そうして恋する季節の場面を死ぬほど巻き戻し再生し、即iTunesでポチッた。

恋する季節

恋する季節

 

 

毎日何度聴いても飽きないのは、毎回毎回聴くたびに歌声に惚れるから。

 

 

こうして桜木さんの歌声に酔いしれているとき、ふと思い出したのだ。「そうだ、BSWのThis is the Momentも前にダウンロードしていた!」

This is the Moment

This is the Moment

 

2016年の宙組バウホール公演、Bow Singing Workshopで桜木さんが歌っていたこの曲。ずんこさん(姿月あさとさん)が大好きな私は当時桜木さんがこの曲を歌ったことに大興奮した。センターで歌う桜木さんの姿に感動していたことも思い出した。懐かしい…

ということで着々と桜木みなとプレイリストを作り上げている。お上手だなとは思っても、歌声に惚れることって私にとってなかなかないことなのですごく毎日が新鮮だ。耳が毎日喜んでいる。

 

 

このタイミングで桜木みなとさんの魅力に惹かれてファンになったことは、これまでの流れから見て本当に奇跡だなと思う。もっと前から応援したかった!という気持ちも無きにしも非ずだが、「このタイミングで」桜木みなとという存在に惹かれ、応援させていただきたいと思うようになったことに邂逅の意味を感じている。

と、大口叩いているが、とりあえず博多座のライビュとオーシャンズ11のベネディクトが楽しみでならない、それしか頭にない私です。

オーシャンズではお茶会にも行ってみたいなとも思っている。ほんと、生きる原動力だよ、宝塚。

 

 

またブログ更新できますように!(三日坊主の私へ)