白昼夢

覚えていてくれ 僕が全てを忘れても

桜木みなとさんに落ちた話

初めてのブログ。文才もくそもない私のカスカスの脳みそから言葉・文章を捻りだすのは本当にエネルギーのいることで最も不得手とすることなのだが、稚拙なブログなりに私が感じたことを書き連ねていきたいと思う。「文章力をあげたい」を目標にしている私にとってやはりブログを書くという実践は避けて通れないだろう。タカラヅカファンの方々のブログは本当に素敵な言葉の宝庫で常に愛に溢れている。私もそんな風なブログを書けたらなと思う。

 

 

というわけで前置きが長くなったが、本題は私が桜木みなとさんに落ちてしまった話である。

私は100周年のお正月の時に放映されたSMAPSMAPで宝塚にはまり2016年まではがっつり追いかけていたが、事情があって2017年からの約2年間まっっっっっっっっっっっったく観劇もせず情報を追うこともなかった。そして昨年末にブランクからの生還を果たし、晴れて二度目の夢の世界の住民登録を完了したところだ。

 

(また前置きが長くなりましたね。)

そこで先日、偶然にも宙組のVIVA!FESTA!を観る機会があった。この公演(一幕:王妃の館、二幕:VIVA!FESTA!)、本当は観に行く予定だったのに外せない急用が入って行けなかったので円盤で初めて見た。

真っ白なお衣装を纏ったまあ様と艶やかなお衣装のうららちゃんから始まるプロローグ。ショーの世界へと観客を誘うまあ様の温かな歌声に、女神のように美しいうららちゃんの舞。二人とも信じられないほどのスタイル。

舞台が一気に華やぐとともに「ハッッ!」と威勢の良い声で登場した真風さん、この方もすごい等身バランス。続いて登場する愛ちゃんも強靭なスタイルで、もう「(脚と腕が)長い!長い!」と画面に向かって叫んでいた。これが宙組

そしてみりおんの登場に、「そっかこれ退団公演だったよな…生でみたかった…」と、観に行けなかった2年前に遣る瀬無い思いを馳せてしまい、なんか仮面ライダーみたいなお衣装を着こなす強いまあ様をみて「強い…」と唸った。

 

 

 

わーすごい楽しいオープニングだなーと高揚感に浸るのも束の間、数分後に私が桜木みなとさんに心奪われてしまったあの場面が流れてきた。そう、「恋する季節」を歌う桜木みなとさんに私は完全に落ちてしまったのだ。

これまでの桜木さんの印象は、すごく現代的でスタイリッシュなお顔立ち・なにもかも吹き飛ばすくらいの爽快な笑顔がすごく素敵な陽のイメージで、歌・踊り・芝居と三拍子揃っている方だなと思っていた。実力のある若手ホープという認識で止まっていた私は、約2年の時を経て、桜木みなとさんに落ちたのだ。(大事だから二度言う)

 

 

どこに惹かれたのかというとざっくり言えば歌声なのだが、超ピンポイントで言うと、後半の「悲しみも一緒だとしても~」「もぉ~」で落ちた。こうして文字に起こしてみるとなんかふざけて見えるけど、こっちはいたってまじめだ。

なんと伸びのある艶やかな歌声だろう…力強くて繊細で…結構ハスキーな歌声でもすごい伸びる。めちゃめちゃ伸びる。お餅みたい。つきたてホカホカのお餅だ…と、私はこの時惚れた人の歌声を初めて食べ物で形容した。

 

すごい失礼な表現でしたら本当に申し訳ありません。という感じだが、本当に心の底からそう思ったのだ。(心の底から餅だと思うのも変な話だが)えっ。ずんちゃんってこんなに歌うまかったの…!?とこれまでの自分の耳目を疑った。2年の宝塚断食の末、ようやっと私は運命の人を見つけたんだわ…と私の中の夢女が騒いでいる。

 

 

そうして恋する季節の場面を死ぬほど巻き戻し再生し、即iTunesでポチッた。

恋する季節

恋する季節

 

 

毎日何度聴いても飽きないのは、毎回毎回聴くたびに歌声に惚れるから。

 

 

こうして桜木さんの歌声に酔いしれているとき、ふと思い出したのだ。「そうだ、BSWのThis is the Momentも前にダウンロードしていた!」

This is the Moment

This is the Moment

 

2016年の宙組バウホール公演、Bow Singing Workshopで桜木さんが歌っていたこの曲。ずんこさん(姿月あさとさん)が大好きな私は当時桜木さんがこの曲を歌ったことに大興奮した。センターで歌う桜木さんの姿に感動していたことも思い出した。懐かしい…

ということで着々と桜木みなとプレイリストを作り上げている。お上手だなとは思っても、歌声に惚れることって私にとってなかなかないことなのですごく毎日が新鮮だ。耳が毎日喜んでいる。

 

 

このタイミングで桜木みなとさんの魅力に惹かれてファンになったことは、これまでの流れから見て本当に奇跡だなと思う。もっと前から応援したかった!という気持ちも無きにしも非ずだが、「このタイミングで」桜木みなとという存在に惹かれ、応援させていただきたいと思うようになったことに邂逅の意味を感じている。

と、大口叩いているが、とりあえず博多座のライビュとオーシャンズ11のベネディクトが楽しみでならない、それしか頭にない私です。

オーシャンズではお茶会にも行ってみたいなとも思っている。ほんと、生きる原動力だよ、宝塚。

 

 

またブログ更新できますように!(三日坊主の私へ)